うれのこり

母の習い事の発表会に行きました。会場で一歳下の弟と合流。母の高校時代の部活仲間の人たちも見に来てくれていました。高校卒業して30年以上経つのに集まれるのってすごい。母が友人たちに私と弟を紹介したのですが、「長女で、こっちが二番目で」という紹介のあと、わたしが独身だという話になり、「いい人いない〜?こっち(弟)はもう売れちゃったんだけどね〜」と言われて、なんかすごく売れ残りを強調されていたたまれない気持ちになりました…。お母さんごめんね。母の世代からしたら、売れ残りだよね…。母の友人からは「え〜っ56年生まれ?ウチの娘と同じ?見えない〜」と言われました。気を遣って言ってくれているんだとは思うのだけど、ドクロのTシャツに赤いチェックのシャツワンピ、デニムにスニーカー、手にはモッズコートとポーターのバッグという格好は学生みたいだし、確かに年相応には見えないよね…。ちくちくと痛かったです。ところで母の習い事の平均年齢はたぶん70歳代で、50歳代の母はかなり若いほうに分類されるらしく、習い事仲間のおばあちゃんたちに「えー!こんなに大きな子供がいるの!」と驚かれていました。おばあちゃんたちはみんな元気で、高齢化社会を実感した一日でした。70年80年生きて、趣味があって友達がいて、人生って楽しいのかもしれないと思いました。