愛しのローズマリー

面白かったです。思ったよりゴテゴテしてなくて、さわやかな感じ。結構、あっという間な感じがした。「どうなっちゃうのかな?どうなっちゃうのかな?」って感じで。テンポが良いし、わかりやすい。最初と最後でハルの価値観自体がなんだかすごく変わってしまって、良くなったんだけど、それはやっぱり洗脳じゃないのかなー。男の人の、デブとブスへの評価はひどいなぁ、と改めて思った。まぁ、女の人もそれは同じかなー。これ、主人公が女で、ローズマリーが男だったら、全然違う話になったんだろうと思う。そもそも外見に対しては女の人の方が寛容だと思うから、その設定だと感動の物語にはならないんだろうけど。こころの綺麗な人が外見も綺麗に見える世の中だったら、みんなこころを磨くんだろうなぁ、と思った。子供の頃は可愛かったのに、年をとるにつれてブスになっていったら嫌だなぁ。