夜は短し歩けよ乙女/森見登美彦

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

ビレッジバンガードで大量に平積みされていて、ジャケ買い。中村佑介さんの絵が好きです。ハードカバーの方もジャケットが素敵。お話もとっても素敵でした。久しぶりにファンタジーを読んだ気がする。一人称で話が進むのでさらさら読めるし、テンポがとても良かったです。巻末の、羽海野チカの「かいせつにかえて」もとっても可愛らしいのだけど、読んでいてこれは是非ジブリで映画化してもらえないかなぁと思いました。空を飛ぶ描写とか、李白さんの電車とか、ジブリの映画に出てきそう。最後の風邪の神様のお話とかね。是非映像で見たいなぁ。
でも、この記事書くときにはまぞうで知ったのだけど、この作品コミック化されているんですね。表紙を見る限りだと、絵が好みじゃなかった…。羽海野さんの絵の方が好きだなぁ。