解夏/さだまさし

流行に乗って、というわけでもないんですけど(だいぶ乗り遅れてるし)、解夏を読んでみました。
なんとなく今週、ご飯を食べながら『愛し君へ』を見ていたので、そういえば本あったな〜と思ってなんとなく一気読み(解夏だけ。他の短編はこれから)。ドラマの方は、なんだか…なぁ、って感じで、解夏がドラマ化される!って喜んでいた母も1話目にして意気消沈気味だったんですけども。今はもう別の話だって割り切っている様子。でも、そろそろドラマの舞台が長崎に移るので楽しみ!らしい。まぁ、楽しみっていうか、楽しい類のドラマではないんですけど、原作の良さがそろそろ出てくるんじゃないかと、楽しみ。な様子。
小説のほうは、うん、すごくまとまってて読みやすかったです。(偉そう) 描写がしっかりしていて、読みごたえがありました。方言とか、風景とか。心理描写も良かったです。主人公の人柄も良かった。
ちょっと短い気もしたけど、それはこれをモチーフにしたドラマを見てしまったせいなんだろうか。もっと長い話だと思ってたんだよね。分厚いし。でも短編集なのね。もう少し長く、心理描写を書き込んでもらっても良かったかな、と思いました。でも、思ったより良くて、ドラマの方ももう少し良くなっていってほしいなと(2回しか見てないからなんとも言えないけど)思いました。