あっさりショコラ(仮)/いくえみ綾

あっさりショコラ(仮) は雑誌掲載時に読んだことがありました。
主人公の男の子が、バンプオブチキンにいそうな人だな、とか思って読んだ記憶があります。たぶん。なんか話はすごく淡々と進むのに、感情は劇的に、でもないですけど、大きく変化していて、面白いなぁと思います。
この本の中で一番好きなのは、一番最後のキャベツの話で、なんだか2回も読み返してしまいました。漫喫で。
すごいカワイイなぁ〜。特になんてことない話なのに、なんかもう主人公と女の子(名前忘れてしまいました…。読み返したのに…)が可愛くて。ああいうとぼけた子好きだなぁ。
ブローチは重かったです。ちょっと、こわかった。永遠に続くものなんてないのかなぁ、とか、思い出は所詮思い出でしか存在し続けられないのかなぁとか、なんか話と全然関係ないですけど、そんなことを思ったり。