坂の上の中華料理屋に行こうということになり、友人の車で坂の下まで向かう。道は舗装されているのに、坂の下で車を降りて歩いて坂を上る。思ったよりも傾斜がきつい。坂の上の中華料理屋につくと、中にはほかの友人たちがいて、みんなで食事をする。すっかり遅くなってしまったのでうちの寮に泊まっていけば、と友人の一人に言われる。友人はバスケ部の寮に入っていて、寮は歩いてすぐのところらしい。時計を見たら午前4時で、たしかに遅かったので泊めてもうことにする。彼女の住む寮は5階建てで、5階に住んでいるらしい。エレベーターで5階へ上がる。部屋がたくさんあってきょろきょろしていると「ここだよ」と言われる。言われたあたりのドアを開けるとあわてて「そこじゃないよ!」と言われた。改めて彼女の部屋のドアを開けようとするが、同室の子が寝る前に鍵を閉めてしまったらしく、ドアが開かない。仕方ないので友達がどこからか持ってきた毛布を借りて、2人でエレベーター前のロビーで寝ることにする。

寮は韓国に留学していたときに寄宿していた建物だった。古いというかコンクリート打ちっぱなしでいい感じというか、配線見えてるだろ、みたいなそんな感じの建物。中華屋は隣の駅から徒歩30分くらいのところにあるお店だと思う。坂の下だけど。最初に出てきた友人は知らない人だった。オネエ系な服を着ていて、はきはきしたカッコイイ女の子だった。